千葉支部 第1号
千葉支部 第1号

活動報告(1)

2015/04/12

   ☆ 第1回 勉強会 開催!!

 先週の4月5日に第1回 勉強会が開催された。

 北習志野駅に集合の皆さんと桜満開の並木道を歩いて、会場の「邪馬台国図書館」に向かう。

 小雨も向かっている途中から上がり、舞い散る花びらが風情を添える。

 全員で13名、熱心な方々に参加いただき主催者冥利につきる。

 会場の「邪馬台国図書館」は名ばかりの学生用のワンルーム・アパートの一室。

 狭い部屋の周りを本で囲まれ、中央に置いた小テーブルを囲んで、もうすし詰め状態。誠に申し訳ない。

 記念の講演は、「邪馬台国の会」の理事・末永時和さんの「邪馬台国論争の諸説」で始まる。

 新井白石からはじまり、七つの流派を個別に説明。

 邪馬台国と大和朝廷成立の関係を、模式図を添えてわかりやすく解説される。

 まとめは、九州説・畿内説・その他に分けて邪馬台国の比定地を比較する。

 それぞれの強みと弱点がおもしろい。

 あっという間に一時間が過ぎた。


 つぎは、特別参加の「邪馬台国の会」会長の内野勝弘さんの話し。

 ご自身が日ごろ感じている疑問の数々を参加者に問いかける。

 参加者のみなさんの顔を間近に見ながらの話に、活発な意見や新説が飛び出す。

 賛意を表す人、疑問を呈する人、普段大きな会場では一方通行の講演が、ここでは対話式になる。

 結論までは行き着かないが、大いに盛り上がる。


 最後は私の「「倭国」、「女王国」「邪馬台国」の関係について」。

 魏志倭人伝に出てくる三種類の国の関係をどう考えるか。

 ある研究者はいう、女王国とは邪馬台国の別称。

 他の研究者は、女王国は邪馬台国を盟主とした三十国と考える。

 同じ言葉を異なった認識で論争をしても、結論が出るわけがない。

 そこで、倭国≧女王国≧邪馬台国の式をもとにすべてのケースを考える。

 倭人の居住域も加えると、全部で八通りの場合が出てくる。

 これを関係式で表し、すべてを書き並べる。

 すると、まとめたつもりが結果的に煩雑となり、わかりにくくなってしまった。

 もっとすっきりした形にした方がいいのではと、ご意見をいただいた。

 それでも、私の趣旨はご理解いただけたようで一安心。

 女王卑弥呼の統治した領域は、倭国か、女王国か。

 倭国に狗奴国は含まれるのか、否か。

 時間がなくなり、そこまでの検討ができなかった。残念。


 帰り道で、”今後、千葉支部の集まりはどうなるのですか”と問われ、
 ”3〜4ヶ月に1回くらいに開催できたらいいなあと思っています”と返事をすると、
 ”ぜひ、お願いします。また参加します”とありがたい言葉をいただく。

 千葉支部の共同発起人の松本洋二理事と相談をして、次回もみなさんに来ていただける興味深いテーマを企画しなければと思いを深くする。


 写真上:第1回勉強会の記念講演の様子。中央が末永理事(撮影は藤江さん)

 写真中:第1回勉強会の記念講演の様子。内野会長が自論を展開(撮影は藤江さん)

 写真下:第1回勉強会の記念講演の様子。笛木館長が関係式を書き連ねる(撮影は藤江さん)


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